皆さん、こんにちは!今回は、山梨県笛吹市にある「浅間神社」をご紹介します。この神社、ただの神社じゃないんです。歴史、伝説、そしてちょっとしたミステリーまで、魅力満載のスポットなんですよ!
浅間神社ってどんなところ?
浅間神社は、地元の人々から「一宮さん」と呼ばれ親しまれている古社です。創建はなんと約2000年前!第11代垂仁天皇の時代に、富士山の麓で神様を祀ったのが始まりとされています。その後、富士山の噴火を鎮めるために、現在の場所に移されたそうです。
伝説とエピソード
火の中で生まれた女神
浅間神社の祭神は、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)という女神様です。この女神様、火の中で三つ子を産んだという伝説があるんです。そのため、安産や子宝の神様として信仰されています。また、お父様の大山祇神(おおやまつみのかみ)がお祝いに酒を造ったことから、酒造の神様としても知られています。山梨県内のワイナリーも、この神社に祈願するそうですよ。
夫婦梅の不思議
境内には、樹齢200年を超える「夫婦梅」という御神木があります。この梅の実は、二つがくっついた状態で実るんです。この実をいただくと子宝に恵まれるという言い伝えがあり、遠方からも多くの参拝者が訪れます。
水を湧かせた神様
昔、村人が日照りに苦しんでいた時、日本武尊が富士山に祈願したところ、水が湧き出したという伝説があります。村人たちは感謝して浅間神社を建てて祀ったそうです。
ミステリーと裏話
富士山に背を向ける本殿
浅間神社の本殿は、富士山に対して90度横を向いて建てられています。これは、万が一の噴火の際に、神様が正面から被害を受けないようにするためだと言われています。
「アサマ」か「センゲン」か?
全国にある浅間神社は、「せんげん」と読むことが多いのですが、この神社は「あさま」と読みます。これは、浅間という言葉が、古くは火山を意味していたからだという説があります。
ワインと神社の意外な関係
浅間神社は、酒造の神様としても信仰されています。毎年3月には、山梨県内のワイナリーからワインが奉納され、参拝者に御神酒として振る舞われるそうです。
浅間神社の見どころ
本殿: 流造銅板葺の美しい本殿は、寛文12年(1672年)に造営されたものです。
夫婦梅: 子宝の梅として知られる御神木。
十二支の石像: 境内には、十二支の石像が並んでいます。
桃之玉石投げ: 桃の形をした石を投げて厄を払うことができます。
山宮神社: 浅間神社の元宮で、国の重要文化財に指定されています。
浅間神社へのアクセス
住所: 〒405-0056 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
交通: 中央自動車道一宮御坂ICから車で約5分
まとめ
浅間神社は、歴史と伝説、そしてちょっとしたミステリーが詰まった魅力的な神社です。笛吹市を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。きっと、心に残る体験ができるはずです。
おまけ
浅間神社では、毎年4月15日に「大神幸祭」という大きなお祭りが行われます。
境内には、武田信玄が奉納した太刀や短歌も残っています。
いかがでしたか?浅間神社の魅力、少しは伝わったでしょうか?ぜひ、実際に訪れて、その神秘的な雰囲気を肌で感じてみてくださいね!
参考資料
[1]富士おさんぽ見聞録http://iiduna.blog49.fc2.com/blog-entry-401.html
[2]冨士エコツアー・サービスのガイド日記http://blog.fuji-eco.com/article/112823501.html
[3]https://design-archive.pref.yamanashi.jp/oldtale/3140.html
[4]ぶじのーとhttps://www.yamanashibank.co.jp/fuji_note/culture/ichimiya_asama_jinjya.html
[5]富士山の神社https://www.fujisan-jinja.com/yamanashi/asama_fuefuki-yamamiya/index.php
[6]葡萄畑が織りなす風景~山梨県峡東地域~https://kyoto-japan-heritage.jp/cultural/assets23/
[8]https://tetsunoya.com/asama-shrine
[9]https://4travel.jp/travelogue/11598915#google_vignette
[10]笛吹旅行記(ブログ)https://4travel.jp/travelogue/10908109
[11]ふえふき観光ナビhttps://www.fuefuki-kanko.jp/detail/19/index.html