神戸市垂水区、山陽電鉄西舞子駅から徒歩2分の場所にある舞子六神社。明石海峡大橋と瀬戸内海の絶景を望む、風光明媚な立地が魅力です。境内はこじんまりとしていますが、その中に秘められた歴史と、現代的な感性を融合させた魅力が多くの参拝者を惹きつけています。
基本情報
- 所在地: 兵庫県神戸市垂水区西舞子1-5-7
- 御祭神: 伊邪那岐大神、伊邪那美大神、天照皇大神、素戔嗚大神、月夜見大神、蛭子大神
- 創建: 元禄2年(1689年)の金幣に記録が残るものの、それ以前の創建年は不明。明石の岩屋神社から分霊を勧請したと推定されています。
- 読み方: 「まいころくじんじゃ」が正式な読み方ですが、「まいこむの宮」とも呼ばれ親しまれています。幸せが舞い込む縁起の良い呼び名ですね。
見どころ
- 絶景ロケーション: 明石海峡大橋と瀬戸内海、淡路島を望む素晴らしい景色は、神社参拝の感動をさらに深めます。特に、鳥居から眺める景色は圧巻です。
- 日本一の大黒・恵比寿像: 境内には、御影石で作られた日本一大きいとされる大黒天と恵比寿神の石像が鎮座。昭和40年に寄贈されたもので、その大きさと存在感は圧倒的です。かつて垂水歌敷山の富豪が所有していたものだとか。
- おしゃれな御朱印: 宮司夫婦がデザインする御朱印は、月替わりや季節限定のデザインも登場し、御朱印集め愛好家にも人気です。種類も豊富で、どれも可愛らしいと評判です。
- オリジナル御守り: お守り袋の色と願い事を自分で選んで、自分だけのオリジナル御守りを授与していただけます。
- 境内社: 戎宮、大黒宮、大歳社、白髭社、稲荷五社、菅原社、稲荷お松社など、多くの境内社が祀られています。
歴史と伝説
古記録の多くが失われているため、創建以前の歴史は謎に包まれていますが、江戸時代前期には、播州明石郡山田村の総鎮守として六社大明神として祀られていました。明治の神仏分離令により六神社と改称され、現在の名称となりました。
かつてこの地は「ヤマタ」と呼ばれ、舞子六神社を境に東西に分かれた6つの地区がありました。それぞれの地区から宮総代が選出され、祭礼や行事を取り仕切っていたそうです。社前の舞子浜は海の難所であったため、海上安全や村内安全を祈願して、江戸時代の狛犬や石灯籠などが奉納されました。
明治時代には、有栖川宮熾仁親王と威仁親王が別邸を構え、この神社にもしばしば訪れたという歴史もあります。
イベント
- 秋祭り(体育の日の前の土日):神輿、布団太鼓の巡行が行われます。
- 夏祭り:地元の小学生によるあんどんかけが行われます。
- 十日戎(1月9日~11日):地元の漁師や商人で賑わいます。
アクセス
- 山陽電鉄西舞子駅から徒歩2分
- 車でのアクセスも良好です。
まとめ
舞子六神社は、絶景と歴史、そして現代的な魅力が融合した、訪れる価値のある神社です。可愛らしい御朱印やオリジナル御守り、そして日本一の大黒・恵比寿像など、見どころ満載。ぜひ、一度足を運んで、幸せが舞い込む空間を体感してみてください。
関連リンク・参考文献
[1] 2024年4月(神戸)まいこむの宮【舞子六神社(まいころくじんじゃ)】 | ★前略 日本⇔シンガポール 二拠点生活はじめました★
[2] 舞子六神社 – Wikipedia
[3] (神戸・舞子)まいこむの宮 舞子六神社でご朱印 | ないなみなみな |なんやかや食った行った買った観た|
[4] 兵庫スサノヲ四社詣 舞子六神社 | みくが歩くIRODORI
[5] 舞子六神社|兵庫県神社庁 神社検索
[6] 御祭神 年中行事 歴史 | 舞子六神社 公式サイト
[7] 舞子六神社|神戸観光|散策|さんぽ
[8] 【神戸垂水】海の絶景が見える「舞子六神社」おしゃれなお守りやご朱印もチェック♪|兵庫県はりまエリア(姫路・加古川など)の地域情報サイト|TANOSU [タノス]
[9] 舞子六神社 クチコミ・アクセス・営業時間|舞子浜【フォートラベル】