基本情報
愛知県犬山市栗栖にある桃太郎神社は、昭和5年(1930年)に創建されました。木曽川沿いの桃太郎公園内に位置し、全国でも珍しい桃型の鳥居や、桃太郎伝説にまつわる様々なオブジェが特徴です。ご祭神は大神実命(おおかむづみのみこと)で、桃の実から生まれた神様として、桃太郎のモデルになったと伝えられています。毎年5月5日には桃太郎祭りが開催され、「桃太郎おどり」が披露されます。
桃太郎伝説と神社の由来
犬山市には古くから桃太郎伝説が伝承されています。神社のある木曽川沿岸は、桃太郎が生まれた地、あるいは最後に姿を隠した地と伝えられています。神社奥の桃山は、古くから地域信仰の対象となっていたご神体とされています。 現在の神社は、犬山観光開発の先駆者である川治蘇山(川治宗一)氏によって創建され、地域活性化の一環として桃太郎伝説をテーマに整備されました。
見どころ:奇想天外なオブジェと宝物館
桃太郎神社の魅力は、その独特の雰囲気にあります。浅野祥雲氏によるコンクリート製の桃太郎、犬、猿、雉などの像は、どこかユーモラスで、それでいて独特の存在感を放ちます。 また、境内には「おばあさんの洗濯岩」と呼ばれる、おばあさんが洗濯をしていた際に足跡がついたとされる岩もあります。
神社境内にある宝物館には、桃太郎伝説にまつわる資料や、鬼の金棒、鬼の珍宝といったユニークな展示物が数多く収蔵されています。中には、少し不気味な雰囲気を醸し出す展示物もあり、B級スポットとして人気を集めています。 かつては、野猿公苑(日本モンキーセンター栗栖研究所の関連施設)も隣接していましたが、1997年に閉園し、2019年に跡地が栗栖野縁公苑として再開園しています。
周辺環境
桃太郎神社は、木曽川沿いの風光明媚な場所に位置し、日本ラインの一部でもあります。周辺には桜の名所である桃太郎公園があり、春には美しい桜並木を楽しむことができます。また、地元の特産品である「木の芽田楽」や「菜飯」を味わえる飲食店もあります。
アクセス
中央道小牧東ICから車で約20分。公共交通機関を利用する場合は、名鉄犬山駅からバスを利用できます。
まとめ
愛知県犬山市の桃太郎神社は、桃太郎伝説と、個性的なオブジェ、そして宝物館のユニークな展示物が織りなす、独特の魅力を持つスポットです。 岡山県とは異なる、愛知県の桃太郎伝説に触れ、心に残る思い出を作りたい方におすすめです。 訪れる際には、宝物館にも立ち寄って、桃太郎伝説に関する貴重な資料を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
関連リンク・参考文献
[1] 愛知県犬山市の『桃太郎神社』がカオスすぎる!|Shazzan
[2] 桃太郎神社 (犬山市) – Wikipedia
[3] 桃太郎神社 – 奇抜なオブジェてんこ盛りスポット
[4] 桃太郎神社 – 日本桃太郎会連合会 公式ホームページ
[5] 愛知・犬山市で桃太郎伝説巡り!木曽川沿いの寺社めぐりカップルデート – 縁結び大学
[6] 【珍スポ入門】桃太郎は実在した!それも愛知県に!! と言い張る「桃太郎神社」の宝物殿がすごい Byクーロン黒沢 | ロケットニュース24
[7] 桃太郎神社 | 観光・体験 | 【公式】犬山観光ナビ
[8] 桃太郎神社 犬山市 – 愛知の史跡めぐり
[9] 愛知県の桃太郎伝説!|お知らせ|株式会社 SANYU/住宅地盤の調査から地盤改良、補強工事、振動対策など、保証も含めて地盤のスペシャリストにお任せください!
[10] 桃太郎神社は愛知の心霊スポットか?女子トイレの鏡に映るアレに恐怖! | バズーカNEWS・怖い話と都市伝説