広島県福山市草戸町に鎮座する草戸稲荷神社は、平安時代初期の創建と伝えられる歴史深い神社です。広島県内でも有数の初詣客数を誇り、その壮大な本殿は福山市街を一望できる絶景ポイントとしても知られています。まるでビルのようにそびえ立つその姿は、訪れる者を圧倒する迫力です。
圧巻の巨大本殿と絶景
草戸稲荷神社の最大の魅力は、なんといってもその巨大な本殿でしょう。懸造風のコンクリート基礎の上に建てられた本殿は、拝殿の上部に位置し、まるで空に突き刺さるかのようです。本殿内部への参拝も可能で、そこから見下ろす福山市街の景色は、まさに絶景と言えるでしょう。時間があれば、ぜひ本殿最上部まで登って、その壮大な眺めを堪能してください。
全国でも珍しい「大大吉」のおみくじ
草戸稲荷神社のおみくじは、大吉の上に「大大吉」があることで有名です。全国的にも珍しいこの「大大吉」を引くことができれば、まさに幸運の訪れと言えるでしょう。おみくじを引いて、一年の運勢を占ってみてはいかがでしょうか。
歴史と伝説に彩られた神社
草戸稲荷神社の歴史は古く、807年(大同2年)、空海が明王院を開基した際に、鎮守として祀られたのが始まりとされています。当初は芦田川の中州にありましたが、度重なる洪水で社殿が流失し、その後、現在の場所に移転されました。この移転には、福山藩主・水野勝貞が父・勝俊の病気平癒を祈願したというエピソードも残されています。 また、刀匠・法華一乗が剣を奉納した際に稲荷の霊験を感じ、稲荷信仰が根付いたという伝説も伝わっています。
卯之大祭とコンコン行列
毎年5月上旬の土日には、「卯之大祭」が開催されます。そのハイライトは、キツネの面をつけた子どもたちが練り歩く「コンコン行列」です。可愛らしい行列は、春の訪れを祝う風物詩として、多くの人々を魅了しています。
アクセスと周辺情報
草戸稲荷神社へのアクセスは、福山駅から車で約10分、福山東ICまたは福山西ICから車で約30分です。周辺には、草戸千軒町遺跡や明王院など、歴史的な観光スポットも点在しています。初詣だけでなく、日帰り旅行の目的地としても最適な場所です。
草戸稲荷神社の基本情報
- 住所: 広島県福山市草戸町1467
- 電話番号: 084-951-2030
- アクセス: 福山駅から車で約10分、福山東ICまたは福山西ICから車で約30分
- 拝観時間: 常時参拝可能、本殿開門時間 8:00~16:00
草戸稲荷神社は、歴史、自然、そして神秘的な雰囲気を兼ね備えた、魅力あふれる神社です。福山を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。
関連リンク・参考文献
[1] 草戸稲荷神社とは? 意味をやさしく解説 – サードペディア百科事典
[2] 501 Not Implemented
[3] 変形合体したかのような本殿がインパクト抜群『草戸稲荷神社』(福山市) | シマグニノシマタビ
[4] 福山の初詣はここ!平安時代から続く草戸稲荷神社の歴史
[5] 草戸稲荷神社 | びんまる
[6] https://www.lemon8-app.com/@user33679106/7184064523429872134?region=jp
[7] 【草戸稲荷神社】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet