富山市の総産土神!日枝神社の魅力に迫る

富山県富山市に鎮座する日枝神社は、地元では「富山山王さん」として親しまれる、歴史と信仰の厚い神社です。大山咋神と大己貴命を主祭神とし、天照大御神と豊受大御神を相殿に祀る、格式高い神社でもあります。

歴史と伝説:城下町の守護神

日枝神社の歴史は古く、安土桃山時代、織田信長から越中国を与えられた佐々成政が、富山城の守護神として崇敬したと伝えられています。その後、富山城に入城した加賀藩二代藩主前田利長も深く信仰し、現在の地に社地を寄進、社殿を造営しました。以来、前田家代々からの厚い崇敬を受け、富山の総産土社として、人々の信仰を集めてきました。

かつては富山城内にあったとされる説や、富山寺(ふせんじ)の鎮守であったという説など、様々な伝承が残されています。城下町には、日枝神社の他に愛宕大権現、白山大権現といった三大権現があり、それぞれ城下を守る神として、街道の入口付近に配置されていた点も興味深いところです。日枝神社の位置からも、城下町の防衛と繁栄を見守る重要な役割を担っていたことが伺えます。

明治32年の市内全域大火や昭和20年の戦災で社殿を焼失するも、その度に地域の人々の信仰によって見事に再建され、現在も威容を誇っています。この再建劇は、日枝神社と富山の人々の深い結びつきを示す、感動的なエピソードと言えるでしょう。

山王まつり:富山県最大の祭り

毎年5月31日から6月2日にかけて開催される春季例大祭「山王まつり」は、富山県内最大規模を誇るお祭りです。「さんのさん(はん)の祭り」として親しまれ、露店が数百軒立ち並び、約20万人の人出で賑わいます。江戸時代には、神社の神輿が富山城に入り、城下あげてのお祭りとして行われていたと伝えられています。神輿渡御や氏子神輿巡行祭など、見どころ満載で、勇壮な大獅子頭や神輿が街を練り歩く様子は、まさに圧巻です。

見どころ:干支の石像と美しい社殿

境内には、十二支の石像が並んでおり、参拝者にとって記念撮影スポットとしても人気です。朱色の美しい拝殿は、コンクリート造りながら、伝統的な建築様式を踏襲しており、荘厳な雰囲気を醸し出しています。また、境内社である麁香神社や、安産の神として知られる水天宮など、見どころも豊富です。

アクセス

富山駅から市内電車で「グランドプラザ前」下車、徒歩5分とアクセスも良好です。富山駅や富山空港からのアクセスも良く、観光の合間の参拝にも最適です。

まとめ

歴史、伝説、そして活気あふれるお祭りなど、魅力あふれる日枝神社。富山を訪れた際は、ぜひ足を運んで、その神聖な雰囲気と、地域の人々の信仰の深さを感じてみてください。きっと、忘れられない思い出となるでしょう。

関連リンク・参考文献

[1] 日枝神社について | 富山市の山王さん 日枝神社
[2] 山王まつり(日枝神社春季例大祭) | 富山市の山王さん 日枝神社
[3] 日枝神社 | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会
[4] 富山の山王さん【日枝神社(富山市山王町)】 | ハロまろ日和
[5] 日枝神社 (富山市) – Wikipedia
[6] 【日枝神社】富山の山王さんこと一番有名な神社に行ってきた | 富山の遊び場!
[7] https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/maibun/toyamajyo/hanseiki/kami.htm
[8] 富山最大規模の「山王まつり」で中心市街地に屋台450店!|上本町日枝神社 – ビビっと富山!!

By ando