熱海のパワースポット!伊豆山神社の魅力に迫る

静岡県熱海市伊豆山にある伊豆山神社。古くから「走湯権現」とも呼ばれ、強運守護、福徳和合、そして縁結びの神様として信仰を集めてきた由緒ある神社です。今回は、その歴史や魅力、そして隠されたエピソードなどを深掘りしていきます。

基本情報

  • 所在地: 静岡県熱海市伊豆山
  • 主祭神: 火牟須比命(ほむすびのみこと)、天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
  • 創建: 孝昭天皇治世(伝説)
  • アクセス: JR熱海駅から東海バス「伊豆山神社行」または「七尾行」で約7分、「伊豆山神社前」バス停下車。

源頼朝と北条政子、そして徳川家康も崇敬した神社

伊豆山神社は、源頼朝公ゆかりの神社として広く知られています。配流の身であった頼朝公が、源氏の再興を祈願した場所であり、妻・北条政子との逢瀬の場であったとも伝えられています。鎌倉幕府を開いた頼朝公は、その神恩に感謝し、伊豆山神社を「関八州総鎮護」と崇めました。 その後、頼朝公を深く崇敬した徳川家康公も、天下を治める「強運の神」として深く信仰したと言われています。境内には、頼朝と政子が腰掛けたとされる「腰掛石」も残されており、歴史ロマンを感じさせます。

縁結びの聖地として

頼朝と政子のロマンスに彩られた伊豆山神社は、縁結びの神社としても有名です。ハート型の絵馬や、恋の成就を祈願するスポットがあり、多くのカップルや女性参拝者で賑わいます。 境内には、赤龍と白龍を組み合わせた手水舎があり、夫婦和合や縁結びの象徴として親しまれています。

神秘的な本宮社への道

本殿からさらに山道を登ること約1時間、海抜390メートルほどの地点に位置する本宮社。 本殿からの参拝ルートは、遥拝所、白山神社、結明神本社といった様々な社を通り抜け、自然豊かな山道を歩くハイキングコースとなっています。 体力に自信のある方は、ぜひこのルートで本宮社を目指し、より深い霊験を感じてみてください。結明神本社は、かつては縁結びを願う男女の出会いの場として賑わっていたそうです。

伊豆の地名の発祥の地

伊豆山神社は、伊豆という地名の発祥の地でもあります。古くは「伊豆御宮」「伊豆大権現」「走湯大権現」などと呼ばれ、その神威は伊豆の島々、伊豆半島、箱根、富士山にまで及ぶと伝えられています。平安時代後期には山岳修験霊場として栄え、顕密神道を学ぶ道場としても知られていました。

見どころ

  • 837段の石段:本殿への参道は、837段の石段が続きます。
  • 頼朝・政子腰掛石:頼朝と政子が腰掛けたとされる石。
  • 手水舎の赤白二龍:縁結びの象徴とされる赤龍と白龍。
  • 縁結び祈願用の♡鳥居:ハート型の鳥居で、願い事を祈願できます。
  • 本宮社:本殿から山道を登った先に位置する、より神聖な場所。

まとめ

歴史と神秘に満ちた伊豆山神社は、単なる神社という枠を超え、パワースポットとして、そして歴史探訪の場所として、多くの魅力を秘めています。熱海を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。 きっと、忘れられない体験となるでしょう。

関連リンク・参考文献

[1] 伊豆山神社 – Wikipedia
[2] 伊豆山神社とは 鎮座地 熱海市伊豆山708番地1。 熱海駅の東北約1.5キロ。
[3] 【伊豆山神社】伊豆の地名発祥の地。源頼朝ともゆかりのある神社 – COLUMN|Izu Letters
[4] 熱海ガイド | BLOG | 【公式】オーベルジュ フォンテーヌ・ブロー熱海|伊豆
[5] 関八州総鎮護 伊豆山神社(伊豆神社・走湯神社の起源となった総本社)

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