神奈川県藤沢市江の島にある児玉神社は、日露戦争で名を馳せた明治時代の軍人、児玉源太郎を祀る神社です。その歴史と、台湾からの贈り物である不思議な狛犬の逸話をご紹介します。
基本情報
- 社名: 児玉神社(こだまじんじゃ)
- 所在地: 神奈川県藤沢市江の島1丁目4-3
- 祭神: 児玉源太郎命(こだまげんたろうのみこと)
- 由緒: 日露戦争で活躍した児玉源太郎大将を祀る神社として、その功績を称え建立されました。児玉源太郎は、陸軍大臣、陸軍大学校長、台湾総督など要職を歴任した人物です。特に台湾総督在任中は、台湾の近代化に大きく貢献しました。
台湾からの贈り物:不思議な狛犬
神社の拝殿前には、台湾の人々から贈られた狛犬が鎮座しています。この狛犬は、口の中に玉が入れられており、その玉が自由に動くという珍しいものです。台湾総督として台湾の近代化に尽力した児玉源太郎への感謝の気持ちを表すため、台湾の有志が贈ったと伝えられています。この動く玉は、児玉源太郎の知略と手腕、そして台湾の人々との深い繋がりを表しているのかもしれません。その精巧な造りと、不思議な動きは、訪れる人々を魅了し続けています。
203高地と児玉源太郎
日露戦争における旅順攻囲戦では、203高地という戦略的に重要な高地の奪取が勝利の鍵を握っていました。児玉源太郎は満州軍総参謀長として、この203高地の攻略作戦を立案・指揮し、見事な勝利に導きました。この203高地の戦いは、日露戦争における重要な転換点となり、日本の勝利に大きく貢献しました。児玉神社は、こうした児玉源太郎の功績を後世に伝える重要な場所となっています。
静かな江の島に佇む、歴史と神秘の空間
賑やかな江の島の中にありながら、静寂に包まれた児玉神社は、歴史と神秘を感じさせる場所です。不思議な狛犬と、日露戦争の英雄の物語に触れ、静かな時を過ごしてみてはいかがでしょうか。 御朱印もいただけますので、参拝の記念としていかがでしょうか。
関連リンク・参考文献
[1] 児玉神社 (藤沢市) – Wikipedia
[2] 児玉神社 – 藤沢市江の島/神社 | Yahoo!マップ
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[4] 児玉神社 クチコミ・アクセス・営業時間|藤沢・江ノ島【フォートラベル】
[5] 児玉神社 御朱印 – 藤沢市/神奈川県 | Omairi(おまいり)